星のかけらを集めてみれば

作品紹介

遥か彼方、広大な宇宙の海の片隅に、三つの月を従えた星が浮かぶと云われる。多様な生命いのちに溢れ、魔法マナ機械メカ、異なる力が共存するその緑多き世界を語るのは、“星のかけら”に導かれた三人の子供たち。その旅路の先に待つものは——。

主な登場人物

ミーナ
額に小さな黄色い角を持つ少女。ホイール魔導学院に学ぶ十二歳。腰まで届く紅藤色の髪に緋色の瞳の持ち主で、普段はベージュ色のニット帽を被って角を隠している。
普通の丸耳人マールにはない角の持つ意味を知りたくて、同級生のラッセルにお願いしてルーツ探しの旅に出た。
護りの結界と、回復と炎の魔法が得意。料理の腕前も確かで、旅に同行する男の子達の胃袋を鷲掴みにしている。
ラッセル
頭に巻いた青いバンダナがトレードマークな尖耳人トカリの少年。さらりとした薄茶色の髪を肩にかからない長さで整えている。瞳の色は金色。
ミーナとは同い年の同級生にして助手見習い仲間で、彼女のお願いを一つ返事で引き受けた。
風と雷の魔法を呪文なしに扱えるが、ノーコンなのが玉に瑕。なので得意な弓の応用“マジックアロー”を多用する。
実は家族にも秘密にしているもう一つの姿を持つ。
リュート
淡い緑の髪と尻尾に、一対の長い銀の飾り羽根を頭にいただく羽根族ラペの少年。褐色の肌にエメラルド色の瞳が印象的。ボサボサの髪はちょこんと後ろで束ねている。
三人の中で一番年上の十六歳。もっとも、二人より長命な種族なこともあり、精神年齢的には変わらない。ラッセルの大親友で面白そうだと二人の旅に同行する。
二刀の小太刀を巧みに操る切込隊長にして、一族に伝わる幻術の使い手でもある。釣りが好きな食いしん坊。

エピソード

親の心子知らず
剣舞祭の前日譚。noteにて公開しています。投げ銭設定してますが、全文無料でお読みいただけますので是非。
灯鈴
ミーナ、ラッセル、リュート。種族の異なる三人が揃ったところから始まる物語。
(2021年,完結)<Update: 12/30/2021>
剣舞祭
狐人スマリの村で開かれる年に一度の剣舞祭。そこで出会ったラッセルとリュートが挑む、始まりの冒険物語。
(2020年,完結)<Update: 03/28/2020>
ヒトのかたち、想いのかけら
奪われた“絵獣かいじゅう”カルロを探す絵術士リリィ。“星のかけら”集めの旅をする三人組の力を借りて歩んだ彼女が出会う運命とは。星のかけらに込められた「想い」を巡る物語。
(2015年,完結)<Update: 11/08/2015>
記憶のかけらは風に乗って
自分のルーツが気になる“角の生えた”少女ミーナは、友人達の力を借りて遺跡探検に臨む。二つ並んだ満月めがねづきに照らされる、星降る夜に得たものは?
(2013年〜2014年,完結)<Update: 02/02/2014>
銀の羽根、輝いて
羽根族ラペの一族で唯一、銀色の飾り羽根を持つ少年リュート。コンプレックスを自信に変えた、ささやかな出来事の物語。
(2011年,完結)
お月さまとしっぽ
年に一度、二つの満月が並ぶ日にだけ生える不思議な草、バケバケ草。尖耳人トカリの男の子ラッセルと、スマリの秘密をめぐる物語。
(2009年,完結)
作中の唄
星のしっぽを捕まえて(2011年)